花笠まつり2022年は中止? 見どころや起源(ルーツ)をお伝え!
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2023年 花笠音頭 動画はこちら!

いよいよ山形県の花笠まつりの時期になりました。
今年は今現在7月27日現在はコロナ対策を万全にした状態で実行する予定です。

ただし、県花笠協議会の決議でまん延防止等重点措置及び緊急事態宣言が発令された段階で中止になるようです。

ですので遠方からお越しになられんでしたら注意が必要です。

 

▼中止の場合は以下のサイトで詳しい情報が載ると思いますのでご確認ください
山形花笠まつり公式ホームページ

花笠まつり前の街並みはこんな感じ

このような感じで街が花笠まつりの景色に変わりつつあります。

花笠まつりの見どころは?

何といってもパレードになります。

カラフルな衣装で踊ります。どちらと言えば女性が主役のような印象のお祭りに思っていましたが起源を調べてみますと大分違っていました。その辺はまたあとで書きますね。

 


▲この動画を見ていただければ花笠まつりの魅力がよくわかると思います

 

ミス花笠2022年度はこの方たち!


▲今年のミス花笠の方たちです
大山 喜久さん、太田 愛理さん、佐藤 麗水さん、山内 明日美さんの4人です。
皆さん笑顔の素敵な美女たちです!

花笠まつりの起源は?

先ほどもチラッと申しましたが女性的な印象を受ける方も多いと思います。


▲こちらは大阪岸和田のだんじり祭り!どこをどう見ても男が中心のように思えます。

 


▲こちらは山形県の新庄まつりとなります。山車を引いていますが岸和田のだんじりとは大違いでライトアップされています。もちろんみんなで思いっきりスピード上げてコーナーを攻めることはありません。

 

また、動画を見ていただけると女性も笛をふいたりしながら男性に混ざってお祭りに参加されています。男性メインということもない感じです。

 

管理人自身も新庄まつりは今まで3回見に行きました。ことちらもぜひ見てほしいです。

 

管理人自身は関西で育ちましたので岸和田のだんじり祭りは慣れ親しんでいます。その魅力は何といっても豪快に猛スピードで「やりまわし」をすることになります。

うまく言ったら本当にスタンディングオベーションしたくなりますよ!

と、
話を花笠まつりにもどしますと、

 

実を言いますと、
その起源は土木工事の時に花笠まつりで歌われる花笠音頭ができたんだそうです。

花笠音頭の「ヤッショ、マカショ」は土木作業時の掛け声だたんだそうです。

 

その土木工事に女性がいたのかどうかはわかりませんが、
ほぼほぼ男性中心の現場から今の花笠まつりの起源があったとは意外でした。

どこがどうなってあんなに綺麗で華やかな踊りになったのか不思議です。

 

と、思ったんですがよくよく調べてみると、
分かりました。

ここでいう土木工事は明治時代に尾花沢市の徳良湖(ため池)を作るときに、
人足として近隣の村から17歳から20歳ぐらいの男女が参加したことに始まるんだそうです。

 

だから華やかなですね~

若い男女が一生懸命になって力を合わせて「ヤッショ、マカショ」の掛け声のもと土木工事に汗を流していたんだそうです。

花笠の起源はこちら

また、工事中は雨も降るし日焼けの防止のために笠を皆被っていたそうです。

そうです・・・
これが花笠の起源みたいです。

いやー
一挙につながりました^^

花笠まつりってロマンチックな起源のある祭りなんですね~
だから華やかで笠に花をつけて踊るんですか。

すごく合点がいきました。

▼この辺のことは以下のサイトで詳しく書いてありますので気になる方は参考にしてください

花笠まつり(山形県のホームページになります)

 

ちなみにこの徳良湖の工事でたくさんのカップルができたんだそうです。

山形市の花笠音頭の場所は?

▼山形市の花笠まつりの場所は以下になります


▲通行止めのお知らせの看板なんですがこちらが一番わかりやすく場所を示唆していましたので載せておきますね^^

パレードの場所なんですが文翔館(旧県庁)からホテルキャッスルさんまでがメインの会場ということになりますね!

山形駅に着いたらトコトコとホテルキャッスルさんまで歩けばそこはまさに花笠まつりの会場となります。


▲山形駅から迷わないようにこのような案内もありますから安心してお越しください。

おばなざわ花笠まつり(尾花沢市)と間違わないでくださいね^^

尾花沢の花笠まつり2022年度の情報はこちら!

本家本元の尾花沢市の花笠まつり2022年度の情報をお伝えしますと、
8月27日、28日に毎年行われます。

花笠おどり
▲尾花沢市のホームページになります。詳細が分かります。

おばなざわ花笠まつり
▲こちらはフェイスブックです


▲こちらが花笠まつり発祥の地、尾花沢の花笠まつりです


▲場所は諏訪神社・中央駐車場周辺です。最寄り駅はJR大石田駅になります。タクシーを利用する方がいいかもしれませんね。

 

まとめ

花笠音頭なんのためにできたのか?よく理解できました。
すごくロマンチックないわれがあったんですね~

ちなみに、

新庄まつりの起源・・・・・・・・1756年 新庄藩の藩主、戸沢正諶(とざわ まさのぶ)が飢饉(ききん)で心身ともに疲れ切った民を励まし五穀豊穣を願うため

岸和田のだんじり祭りの起源・・・1703年 岸和田藩主、岡部長泰(おかべ ながやす)が京都伏見稲荷を城内に勧請して五穀豊穣を祈願したこと

花笠まつりの起源・・・・・・・・1919年 尾花沢市の魚屋兼料亭経営者、高宮常太郎(たかみやつねたろう)氏が開田事業のために徳良湖(貯水池)を作る工事の男女の作業員の掛け声から

 

このようになります。

花笠まつりの歴史は他の2つの祭りより新しいのが分かります。また、お殿様が中心にできた祭りではなくごくごく一般の民が中心になってできたお祭りなんですね。

 

比較してみますと、
花笠まつりの起源は他の祭りとだいぶ違った印象を受けませんか?

 

ともあれ、
管理人も8月6日に見に行きますのでこれらの調べたことを噛みしめながら花笠まつりを楽しみたいと思います!